半額チョコを探す旅

アイドルとか色々の話です

推しジャンルのオタクが好きだよという話

ワールドエンドヒーローズというソシャゲが好きです。今一番推している作品、ジャンルです。
最近なんやかんや言われているし今まで視界に入っていなかった諸々も見えるようになったのですが、私はワヒロのオタク、少なくともTwitterのTLで見かける人たちは好きだよ、という話。

 

私は「界隈」という言葉が好きではありません。嫌いと言ってもいいです。ただ同じ作品を好いているだけで感性も価値観も違う、ろくに話したことも見かけたこともない他人と一緒にされるのは腹が立ちますし、向こうに対しても失礼です。声の大きい(ように見える)ひとかたまりに目が行きやすいのは理解できますが納得はしませんし、そこでの意見をジャンルのオタクの総意だと思うのは勘違い甚だしいと思っています。
 本来なら避けるべきことが行われていた、それで不快に思った人がいた(今もいる)、ということは事実なのでしょうし、それに対して擁護はしません。愛があれば何でもやっていいわけじゃないし、一般にマナーとされていることは理由があってそう言われているわけですので、守っておく方が無難だと思います。
私の言う好きな「ワヒロのオタク」というのもその全員というわけではないです。その「界隈」とやらの一部、もっと限定してしまえば私のTLにツイートが流れる顔見知りのごく少数のオタクです。ですが少なくともワヒロのオタクと盛り上がってきた日々が悪いことばかりではなかったし、むしろ私は大好きだった、これからも大好きでいたいということを記したいと思います。

 

ガシャやイベントの前にSSRになるキャラの画像を一部だけ公開されたとき(TLではチラ見せと呼ばれていた)に、その僅かなヒントから誰のカードか当てようとした流れとか、メインストーリーやイベントの更新があるたびにふせったーを使って感想や考察を書くところとか、私は大好きでした。五月末のお知らせからチラ見せはもうなくなってしまったけれど、新規ストーリー公開後のTLの流れは今も好き。メインストーリーが最終章に入って、これまでの物語によって説得力を持ったそれぞれの思考や言葉が大きな意味と共に響いてくるから、それらを一つ一つ思い出して拾い上げて、自分の感じたことを言語化しようとする行動に愛を感じます。完結へと向かっていく高揚感をそのまま文字にしたようで好きです。私には拾いきれなかったことを丁寧に考えている方を見ると感嘆します。
 生放送のときの盛り上がりも楽しい思い出です。最終的には#ワヒロ生放送のタグはTwitterのトレンド5位まで上がったと記憶しています。新しい情報への歓喜と興奮を一人で処理するのではなく多数の人と分かち合えたのがとても嬉しかったです。
 だいぶ前に毎日の更新ではなくなってしまったけれど、公式Twitterで毎晩8時に投稿されるツイート(通称「時報」)を待つのも楽しかったです。チラ見せも本予告も時報で発表されることが多かったので、毎日肝を冷やしながら待っていたのを覚えています。ツイートされた直後のTLの歓喜、時には良い意味での阿鼻叫喚も楽しいものでした。自分と同じように作品を愛している人がいるというのを実感できるのは喜ばしいことでした。
 その他にもちゅんコレなどのグッズを購入した人の嬉しそうなツイートや写真など、良い思い出だったと言える細かい出来事がたくさんありました。残り一か月少しの期間もそうであると信じています。

 

正直、「界隈」という括りで残ってしまったイメージの払拭は難しいと思います。第一報より目に留まる第二報は少ないですし、私の文章を誰も読まないなんてこともあるでしょう。「仕方ない」の一言で片付けるのは悔しいですが、限度はあると思います。
それでも、私が出会ってきたワヒロのオタクは悪い人ばかりではなかったし今も好きだよ、ということを、大切な思い出として、できればこれからも繋いでいきたい縁として残しておきたいと思います。あとシンプルに好きなオタクが傷ついていると心がきついので、急いで元気になろうとしたりしなくていいのでどうか穏やかに過ごしてくださいという気持ちも込めます。
残りの日数、なるべく多くの指揮官さんが心安らかにそれぞれの物語と寄り添えますようにと祈ります。